哲学沼

分断と闇を超えて

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分断と闇を超えて
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沖縄県与那国島での自衛隊配備が生む島民の分断、警察という権力の闇、エネルギー政策決定の真実、四百年以上続く薩摩焼窯元の歴史を見つめること、闇に葬られてきた性暴力、権力を監視することの重要性ーーどのように伝えれば人びとに届くのか。さらに、ネット選挙元年に起きたことを検証し、メディアとの向き合い方を考えるシンポジウムを収録。早稲田大学の講座「ジャーナリズムの現在」、待望の最新版。
【目次】
1  与那国島における自衛隊強化ーー国策と分断をどう伝えるか  塚崎昇平(琉球朝日放送) 2  「冤罪の深層」シリーズはこうして作られたーーいま、調査報道ができること  石原大史・影山遥平(NHK) 3  熟議なき、政策決定の深淵ーー「吉岡文書」が教えてくれたこと  石濱 陵(NHK) 4
 ドキュメンタリー映画と劇映画の狭間で   --映画『ちゃわんやのはなしー四百年の旅人ー』の制作をめぐって  松倉大夏(映画監督)   〈トークセッション〉一五代沈壽官(薩摩焼宗家)、松倉大夏、司会:余語琢磨(早稲田大学) 5  性暴力被害を取材するーー難しさと課題  大久保真紀(朝日新聞) 6  権力監視の報道と憲法ーー取材経験から  渡辺秀樹(信濃毎日新聞) 討論 ネットメディアと変わる選挙行動       「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座シンポジウム二〇二五 1 兵庫県知事選挙に見る「反マスコミ」という潮流  松本 創(ノンフィクションライター) 2 ポピュリズム政治とSNS  伊藤昌亮(成蹊大学) パネルディスカッションーー「ネット地盤」時代を考える  松本
創、伊藤昌亮、司会:土屋礼子

著者名: 土屋礼子/塚崎昇平/石原大史/影山遥平/石濱 陵/松倉大夏
出版社名: 早稲田大学出版部
ISBNコード: 9784657250117
発売日: 2025年12月12日頃
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