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記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記

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記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記
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【第85回 文藝春秋読者賞受賞】
巨大メディアを牛耳る「独裁者」に立ち向かった男が、恥辱に満ちた抵抗の半生と、特ダネに情熱を注ぐ反骨記者たちの生き様を描くーー 〈概要〉 オールドメディアが後退戦を強いられる中、記者はいかに生きるべきかを問い直す、圧巻のノンフィクション大作。『しんがり』『石つぶて』などの著作で知られるノンフィクション作家・清武英利氏が、野村證券をはじめ四大証券会社の損失補填を暴いたスクープ記者時代から、「読売のドン」こと渡邉恒雄氏と対決した「清武の乱」の内幕に至るまで、約50年にわたる波乱万丈の記者人生を克明に綴る。一方で、特ダネに異様な情熱を注ぐ令和の反骨記者たちも登場。自民党の裏金問題を暴いた赤旗事件記者や、話題作『対馬の海に沈む』で農協の暗部を追及したジャーナリスト、神戸連続児童殺傷事件「少年A」の両親の独占手記を取った元週刊文春記者など、強烈な個性を持つ記者たちの生き様を描く。逼迫したメディア界を揺り動かす、重厚かつ熱量あふれる記者列伝が誕生! 〈「はじめに」より〉 ■私はもともとがドブ板を踏んで歩く社会部記者なのである。大仰なメディア論が嫌いだ。というよりも報道者の顔について書くことしかできなかった。(中略)それも新聞人やテレビ、雑誌記者に限らない、肩書はなんでもいい、ネット記者でもフリーでも、とにかく組織や権力のくびきに無縁で、矜持を忘れない記録者の顔を書こうと思ったのだ。          〈目次〉 第一章 抵抗の源流  第二章 墓場に持って行かせるな  第三章 事件記者という生き方 第四章 アンビバレントな人々が照らす闇  第五章 孤独な告発を手繰る  第六章 管理職でも書きたい 第七章 記者魂で球界に乗り込む 第八章 撃ちてし書かん  〈著者略歴〉 清武 英利(きよたけ ひでとし) 1950年宮崎県生まれ。75年に読売新聞社入社。社会部で警視庁、国税庁を担当し、2001年より中部本社社会部長。東京本社編集委員などを経て、04年8月に読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され係争に。現在はノンフィクション作家。『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社文庫)『石つぶて 警視庁二課刑事の残したもの』(講談社)『サラリーマン球団社長』『アトムの心臓「ディアファミリー」23年の記録』(いずれも文藝春秋)『どんがら トヨタエンジニアの反骨』(講談社)など著書多数。

著者名: 清武 英利
出版社名: 文藝春秋
ISBNコード: 9784163920115
発売日: 2025年08月27日頃
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